小さなふねで波を乗り越え 各地を巡り 見聞きした 昔遊びや物語 楽しく陽気な アジア寄席!
日本・アジアの昔遊びと伝承芸能
■ 制作にあたって ■
近年、子どもたちが安心して生活できる時間と場所が、どんどん削り落とされています。
遊ぶ約束をしようにも、行動を共にする友達がいません。受験戦争と、そのための塾通いの低年齢化は、子どもの遊びと生活に、相当の歪みをもたらしています。一方では、テレビ・ファミコンゲームに代表されるような、先端技術とメディアの急激な普及があります。現実と虚構との区別がつかなくなる子どももいます。
大都市だけでなく、地方都市や農村にも共通して、「家の中でしか遊んだことがない」という、『外遊びゼロ世代』が生み出されています。子どもは昔から、遊びの中で身体を通して、多くのことを学んできました。学校教育で学ぶ知識とは別の、知恵や技、ルールを身につけ、子ども時代にふさわしい発達を遂げ、文化能力を磨いてきました。もし、子どもから遊びを奪ってしまえば、脳の中でも創造性などの役割を果たす、前頭葉が退化してしまう、と言われています。
いじめ、不登校、自殺という症状の原因の一つが、子ども時代の遊びの衰退から来ることは、今や常識となっています。私たちは、遊びを主体にした舞台作品で、この20年間、アジア・太平洋の多くの国々での公演を、数百回続けてきました。
各国の子どもたちや、児童文化関係者との交流で、「子どもの遊び文化」は、国境と言葉の違いを越えて、共通性を持っていることに、改めて感嘆しました。
遊びは「世界の共通語」です。遊びを通して、近隣の国に興味を持ち、遊びを通して、世界の子どもたちと仲良くなれたら、素晴らしいと思いませんか!?アジア各地で教わった、楽しい昔遊びや伝承芸能を、会場いっぱいに繰り広げます。
■ 演出にあたって ■
あさの ゆみこ
劇団風の子九州では、これまでに「遊びから想像・創造へ」の観点で芝居作りを続けてきました。その思いは、20年以上経った今でも変わりません。 子どもたちが本来持っている「遊び心」は、「想像」「創造」といつも一緒にあります。私たち大人もその感性を研ぎ澄まし、子どもたちと出会っていきたいと思っています。
今回はさらに「遊びと文化」を追求し、九州からアジアに視点を向けた、作品を創っていきたいと考えています。風の子九州も何度か海外公演を実施しましたが、「遊び心」は簡単に国境を越えると実感しています。そんな力を持つ作品になればと願っています。
会場条件
体育館・公民館ホール、(舞台空間)間口7m、奥行き 約6m,高さ 3m
対 象
幼児〜小学生
出 演 者
1・3学期 伏貫裕二 草河竜己 高橋芽衣
2学期 山ン本佐助 中山由美 草河竜己
◆準備の時間 2:30 ◆上演時間 1:00 ◆片付け 1:30
※公演可能時期や観劇料金などは下記の観劇お問い合せフォームをご利用できます。
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